ブランドを想い起こす時とは

ブランド構築をする為には、継続的なコミュニケーションが必要です。ここでは、顧客がブランドを想い起す過程を考えてみます。
ブランドを想い起す過程は大きく分けて2つあります。

①ブランド要素に接した時
②物事に対して必要性が生じた時

ブランド要素とは、他と区別できるもので、例えばロゴマーク、ネーミング、キャッチコピー、キャラクター等の事です。
そして、これらはブランドアイデンティティーを表現するモノでなければなりません。つまり、貴社の「こう思われたい」が表現されているという事になります。

ブランド要素に接するとは、街角で貴社のロゴマークの入った看板を見かけた時や知人との会話で貴社の商品サービス名を聞いた時、新聞で貴社の名前を見つけた時等に、貴社が想い起されるという事です。
必要性が生じた時とは、自動車販売店なら新社会人が通勤の為、自動車を購入したいと考えた時、子供が大きくなったので、家族で遠出の出来る自動車が欲しいと考えた時に、貴社を想い起すという事です。

「ブランドになった」と言えるのは、このように想い起してもらえるようになった時です。

想い起してもらえるようになるには、顧客や見込み客に継続的に情報を発信し、コミュニケーションを取る必要があります。